太洋マシナリーは、鋳造品や厚板鋼材などの加工に強みを持つメーカーです。これまでにも、15tクレーンブラストや150t台車式ショットブラスト装置、4000Wプレートディスケーラーなどを手がけ、重量物や特殊仕様の部品への対応実績を積み重ねてきました。
主要摩耗部には高硬度ライニング材や耐摩耗鋼を使用し、ショット直撃部の摩耗を抑制。さらに、ブレードやライナーなどの消耗部品はユニット単位で交換できる構造とすることで、交換や点検をしやすくし、メンテナンスの負担を軽減しています。
高温や粉塵が避けられない鋳造工場のような厳しい環境下でも、こうした設計が効果を発揮します。定期メンテナンスの効率化や部品寿命の延長につながり、結果としてライン停止リスクの低減や、保守・点検・修繕といったランニングコストの削減が可能です。
太洋マシナリーのショットブラスト機は、標準機をベースに現場の制約条件に合わせて改造・拡張が可能です。天井高や床強度の制約がある工場など、限られたスペースでも導入できるよう、搬送方式や設置寸法を調整できるのが大きな強み。
また、生産ライン全体を見据えたオーダーメイド設計にも対応。新規導入はもちろん、既存設備の更新やレイアウト変更時にも、現場に即した柔軟な提案を行えます。
5~7kg/cm²の圧縮空気でメディアを噴射するエア式を採用しており、ショット・砂粒・ガラスビーズなど多様なメディアを高圧で投射可能です。硬質スケールや薄いバリ、酸化被膜をともなう鋳造・鍛造ワークの処理に適し、短時間で効率的な表面処理を実現します。
処理対象や生産形態に応じて、様々な形状のワークに柔軟に対応する「TAシリーズ」と、同一形状のワークを高効率で処理できる「TQシリーズ」を選択できます。
特にTQシリーズは、メディアを噴射しながら同時に自動補給する機構を備えており、処理を中断せず連続稼働を維持。鋳造品から構造材まで、多様なワークに対応しつつ生産ラインを止めない運用が可能です。
| 装置構造タイプ | オープン式 |
|---|---|
| 設置方式 | 要問い合わせ |
| 処理対象(ワークの種類・材質) | 鋳造品、型鋼、溶接構造物、機械部品など |
| 最大対応ワーク寸法 | 要問い合わせ |
| 最小対応ワーク寸法 | 要問い合わせ |
| 最大ワーク重量(実容量) | 200TA-4:480リットル 150TQ-1:150リットル |
| 本体寸法 | 要問い合わせ ※最大設置スペースはW1,800×D1,500×H2,800mm (連続タイプ TQシリーズ 150TQ-1) |
クレーン式ショットブラスト TCRシリーズは、複雑形状や大型鋳物の処理に特化したモデルです。ワークをクレーンで吊り下げ、回転や前後・上下の移動を組み合わせながら処理を行うことで、入り組んだ凹凸部や中子付き鋳物にもメディアを均一に投射。
中子の残留砂や粉塵を効率的に分離するセパレーターも搭載しており、大物ワークの「砂落とし」工程にも適しています。
TCR-2では最大で直径3,500mm、高さ3,500mm、重量20tのワークまで対応可能。メディア直射部には耐摩耗材を採用しており、鋳造工場における24時間連続処理や長時間稼働にも耐えられる設計となっています。
| 装置構造タイプ | クレーン式 |
|---|---|
| 設置方式 | 吊り下げ型 |
| 処理対象(ワークの種類・材質) | 中~大型の鋳物、複雑形状の鋳物、中子のある鋳物、溶接構造物など |
| 最大対応ワーク寸法 | W3,500×H3,500mm(TCR-2) |
| 最小対応ワーク寸法 | 要問い合わせ |
| 最大ワーク重量 | 20t(TCR-2) |
| 本体寸法 | 要問い合わせ |
太洋マシナリーは、直径数メートル・数十トン規模の大型鋳物や厚板鋼材まで処理できるショットブラスト機を提供しています。重量物や複雑形状の鋳物を安定して処理できる強みから、鋳造品・鍛造品・鉄鋼部品を扱う生産現場に適しています。
メディア直射部には耐摩耗材を採用し、部品交換や点検を容易にした設計を導入。これにより耐久性とメンテナンス性を高め、部品寿命の延長や交換作業の効率化によってランニングコストの抑制にもつながります。そのため、24時間稼働を前提とする鋳造ラインでも停止リスクを軽減できます。
本サイトでは、各メーカーの特徴や製品のほかに、加工部品ごとに適したショットブラスト機メーカーを紹介しています。
ショットブラスト加工は、加工部品の素材や形状によって適した装置が異なります。装置ごとに構造や性能の特徴も大きく違うため、自社の部品に近いケースを確認し、導入や入れ替えの判断材料としてご活用ください。
機械設備の設置後もお客様の生産現場を長期的に支えられるよう、全国対応のサポート体制を整備しています。設備の点検や修理、部品調達といったアフターサービスを実施。経験豊富なサービススタッフが突発的なトラブルにも迅速に対応してくれます。
また、設備の稼働状況を可視化できるIoT監視システムも提供。異常の早期発見やデータ記録の活用を通じて、安定稼働と予防保全を実現します。品質管理が重視される現場や、省人化・効率化を求める製造業にとって、信頼性の高い支援体制が整っているメーカーです。
| 法人名 | 太洋マシナリー株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市大正区鶴町4-1-7 |
| 電話番号 | 06-6556-1601 |
| 営業時間 | 8:30~17:00 |
| 公式HP | https://www.omco-taiyo.co.jp/ |
太洋マシナリーは、鋳造品や厚板鋼材など重量物・複雑形状ワークの処理を得意とするメーカーです。高硬度ライニング材の採用と部品のユニット交換構造により、耐久性とメンテナンス性を両立。24時間稼働の鋳造ラインでもランニングコストを抑えられます。建屋条件に合わせた柔軟な設計変更にも対応しており、直径数メートル・数十トン規模の大型鋳物を扱う現場や、スペース制約のある工場への導入に適しています。
また、IoT監視システムによる稼働状況の可視化や全国対応のアフターサポート体制も整備されており、安定した稼働と予防保全を重視する製造現場にも心強い選択肢です。
ショットブラスト機は、加工部品の素材や形状に適した装置を選ぶことで、処理速度の向上やコスト削減が可能。メーカーごとに得意とする部品のタイプが異なるため、加工する部品に応じた装置選びが欠かせません。ここでは、部品ごとにおすすめのショットブラスト機を扱うメーカーを紹介します。
太洋マシナリー
鋳造・鍛造・製缶・製鋼部品の附着砂や錆・スケール落しを目的とし、ワークの形状・材質・処理能力に対応したショットブラスト装置をカスタム対応。
標準機械も取り揃えており、用途に応じたレイアウトとオプション仕様でセミカスタム設計しています。
高性能セパレーターと最適なライニング材で不純物を除去し、鋳造・鍛造・製缶・製鋼部品の製品表面仕上がり状態を改善し、消耗部品の延命が期待できます。
用途に合わせて消耗部品やキャビネットライニングの材質と取付方法を選定し、メンテナンスを簡素化します。
不二製作所
1μm以下の超微粒子研磨材を安定して噴射できる装置に、独自の研磨材定量制御技術を搭載することで、低圧での安定噴射を実現。
繊細な製品加工の再加工や検査負担を軽減します。
精密加工向けに多関節ロボット自動化を搭載したショットブラスト機を提供。
クリーンルーム環境での運用にも配慮し、処理精度と清浄性の両立をサポートします。精密生産ラインにも組み込みやすい設計です。
Wheelabrator
(ホイール・アブレーター)
航空機メーカーと共同開発し、航空部品に特化した装置を提供。
処理条件や稼働状態をリアルタイムで記録・管理できるトレーサビリティ機能により、航空機・宇宙開発業界の厳格な品質要求に応えます。
疲労強度の向上や応力腐食割れの抑制など、航空機部品で重視される性能改善に特化したショットピーニング装置を開発。
CNC制御や多軸ロボットによる精密な噴射制御で、均一なピーニング処理を実現します。